1/700 揚陸艦『ボクサー級』(現用アメリカ海軍その24)

月曜日です。

今週は忙しい予定ですが、実際のところは不明です。

模型はあんまり進まなくなる感じはありますね。

まずは、今日がどうかな?

……とも思ったのですが、今日はまだ、今週メインのが立ち上がっておらず、多少残業程度で帰る事が出来ました。

土日の模型は、引き続き『レイクシャプレーン』を進めていました。

今回は、全体的なディテールの詰めです。

特に、艦橋に各種アンテナ類を取り付けるのと、マストの構築を行いました。

今回ので、組み立ての大半が終わりました。

一部キットのパーツを使いますが、細かな艤装は、ほとんどマテリアルとプラ材です。

あとは、『バルカンファランクス』の周囲がスカスカなので、その辺りは、流用パーツを含めて、ゴチャメカっぽくします。

船体の作業とは別に、搭載機の組み立ても始める必要があります。

この艦は、基本的には『強襲揚陸艦』なのですが、海軍の艦隊型空母とは系列を別にする、『海兵隊専用空母』と言う面を持っています。

しかも、戦闘攻撃機に関しては、『Yak-141フリースタイル』を登載する予定なので、不思議な雰囲気になるでしょう。

ヘリコプターに関しても『へリックス』を、装備品セットから使おうかと考える部分もあります。

まずは、フリースタイルの組み立てです。

これは、船体の塗装を進めつつ、少しずつ進めて行こうかと考えています。

どちらにしても、甲板の複雑なマーキングは、デカールもありませんから、塗装で行う予定です。

マスキングテープが足りるかな?

甲板のマーキングに関しては、『ワスプ級』を基本に、『タラワ級』も参考にします。

飛行甲板の長さは、『イオージマ級』はもちろん、ワスプ級よりも更に10〜20m長いですから、フリースタイルの運用に関しては、強襲揚陸艦の中でもかなり有利です。

更に速力も上ですから、元が空母ですから、より空母的な能力を持っています。

発艦に関しては、レシプロ機のような短距離では無理で、270m全てを使って滑走します。

ですから、『フリースタイル』の待機場所は、『ハリアー』などと同じ右舷の艦橋から後ろとなります。

ただ緊急発進の場合には、その場から垂直に発進する可能性もあります。

また、着艦は、必ず垂直型です。

朝鮮戦争の頃には、上陸部隊の支援に、海兵隊へ割り当てられた護衛空母があり、海兵隊の戦闘機『コルセア』や『ナイト・ヘルキャット』などが、海軍を通さず、直接支援攻撃を出せていました。

しかし、ジェット機時代になると、再び空母が大型化し、海兵隊の所有は、輸送用のヘリコプターと、そこから発展した『戦闘ヘリ』となり、強襲揚陸艦から発進していました。

戦闘ヘリも、優れた火力と運動性能で活躍しましたが、敵の部隊が戦闘機などの航空機を出して来ると、ヘリコプターでは対抗出来ませんでした。

ですから、やはり空戦も出切る航空機が必要になり、 海兵隊の航空機が空母に登載されましたが、のちに『ハリアー』が開発された事で、ついに上陸艦隊から直接支援に戦闘機が出せるようになりました。