給食指導で嘔吐。使いものにならない教師の堕落
教師が、給食で完食を指導して、
無理に食べさせたため、児童数名が嘔吐した件について、
この教師の指導に、賛否両論あります。
賛成意見は、
作ってくれた人に対して、残すのは非礼。
礼儀を教えるために、完食を指導するのは、子供のために良い事だ。
社会に出ていけば、嫌いな事でも、
仕事でやらなくてはいけない事ばかり。
社会に出ていく訓練のためにも、嫌いな食べ物でも、
食べられるように指導すべきだ。
反対意見は、
嘔吐するまで、指導するのは、
行き過ぎ。
大人でも、好き嫌いはあるし、
嫌いなものを、無理に食べさせられて、
嘔吐する経験は、
トラウマになり、子供の心に悪い影響が出る。
私見ですが、体罰でも、
# 体罰は絶対いけないという意見もあれば、
体罰も容認するという意見もあります。
こういう賛否両論の意見の場合、
是か非かの単純化した2極化思考で、
両者とも、自分が正しくて、
相手が間違っているという、
白黒決着つける事に、
思考のエネルギーを、費やし、
個々の生徒のケースから学び、
教師が、慎重に判断して、
マニュアルではなく、
対応していく教師の成長を、
奪ってしまうのですね。
医師だって、1日に、たくさんの患者をみるけど、
同じ症状でも、風邪の場合と、
肺炎になる場合と、見分けなくてはいけない。
また、同じAさんという患者でも、
その日によって、体調が激変したら、
診断も治療も変わっていく。
時々刻々と変わっていく、
患者の様子を、診ていかないと、
ヤブ医者街道まっしぐら。
病気が治らなかったり、
治療が間違っていて、
悪化し、
ヤブ医者の評判がたって、
潰れてしまう悲劇なのですね。
私は、給食指導で、
嘔吐するまで食べさせた教師は、
ヤブ医者だと思いますです。
こういう教師は、
風邪なのに、肺炎と診断したり、
肺炎なのに、風邪と診断したりして、
誤診しても、反省しない傾向があると、
思います。
賛否両論だけの単純に2極化した思考では、
いつまでたっても、
教師は、ヤブ医者のまま、成長しないのですね。
学校の教師は、塾や、稽古事の教師と違って、
教え方が、生徒に合わないので、
生徒が、止めていくという問題がないから、
ヤブ医者のままでも、
収入が減ることがないです。
体罰だって、1回ビンタをくらわせて、
その生徒が、ハッと目覚めて、
その後、良い方向にいくきっかけになるかもしれない。
この場合は、医師に例えれば、診断が正しく、
治療が適正だったという事です。
重症の場合は、強い薬も投与しないと、
治らないのと同じです。
でも、生徒によっては、心の状態が悪く、
教師の体罰ではない、厳しい叱責程度でも、
自殺してしまう場合もある。
それだけ、人を教える仕事は、難しいと思います。
学校の先生が、
個々の生徒に対応して、
少しでも、的確な診断をする気がなくて、
ヤブ医者のままでも、
親方日の丸の体質で、
収入が減らないからと、
生徒に合わない指導をしても、
何の反省もなく、ヤブ医者のままで、成長しなくて良いなら、
ご自由にとしか、言いようがないです。
こういう教師は、塾や、家庭教師の仕事では、
使い物にならないと思います。
同業者の生徒獲得競争や、生徒が止めるという恐れのない、
仕事場では、人は堕落していくのですね。